いちご大福の日制定決定
突然ですが、日本では今年から4月15日が「いちご大福の日」になります。
言うまでもなく、当会のせいです。
制定への経緯
皆さんは日本記念日協会をご存知でしょうか。ポッキーの日など、日本の記念日を制定、記録している協会です。この日本記念日協会に申請し、審査に通り、お金を払うと、基本的に誰でも記念日を制定することが可能です。
多くの場合、先述のポッキーの例に違わず、何かを販売促進したい企業や市町村などが○○の日といったものを制定し、PR、宣伝に利用する、といった方法で使われています。
余談ですが、思えばうなぎを食べる土用の丑の日も、かつてうなぎの売上が下がる夏場を乗り切るために売り手側が作り出した、と聞いたことがありますし、日本では昔からそういった文化があったのでしょう。
しかし、皆さんはいちご大福の日を知っていますか。知らない方も多いでしょう。当然です。存在しなかったのです。
ならば制定するしかないでしょう、何か利益を得られる企業でもなければ市町村でもないですが、当会は呼吸するように自然にいちご大福の日申請へと動き出しました。
いちご大福の日とは
当会は「いちご大福の魅力をより多くの人に知ってもらい、食べてもらい、人々にささやかな幸せをもたら」したいという当会の活動理念にも通ずる思いでこの記念日を制定しました。
4月15日という日付を選んだのは「よ(4)い(1)いちご(15)大福の日」というゴロ合わせで、皆さんに憶えてもらえたらという思いからです。
日本記念日協会からは「いちご大福が商標登録されている場合、早稲田大学いちご大福研究会が勝手に制定することはできない」と当然言われましたが、確認したところ、いちご大福は誰も商標登録していないようです。
これはいちご大福の起源を名乗るお店が複数あり、未だ確定できていない歴史にも関係しているのではと思っております。
しかし、当会がこの度いちご大福の日を制定したことにより、幅広く、あらゆるお店のいちご大福が更なる隆盛へとつながれば、当会としてもいちご大福研究会冥利に尽きるところであります。
ということで、4月15日がいちご大福の日として正式に認められたのでした。
日本記念日協会理事長さん曰く、大学生としては初らしいです。ありがたき幸せ。
現在の予定では、当日はどこか公の場で記念日制定を発表するとともに、いちご大福にまつわる当会の研究結果等を発表するおそらく史上初のいちご大福セミナーのようなものを開ければと思います。
ぜひ、皆さんも、お友達に「4月15日はいちご大福の日だよ」と教えてあげてください。そして来る4月15日、皆さんのお手元にいちご大福があることを当会一同心より願っております。